三月は2つ展示に出展をしますので、2月は展示に向けて制作を頑張っていました! と、その前に。 1月に11年、(後3ヶ月で12年)勤めた教室の先生方が送別会をしてくださいました。 ご褒美を頂いた気分でした。 子どもたちのために。先生たちの気持ちは一緒。私もこれからも頑張っていきたいと思います。 お忙しいところ、ありがとうございました! 2月は素材研究をしました。 蝶鮫膠は伸びが良いと聞き、絹本良さそう!国産のチョウザメ膠を購入しました。(チョウザメ膠を制作しているのは国内で一社のみとのこと) 早速溶かしてみたら 透明ではない感じ。 素材研究をされている鈴江さんが連絡をくださり、色々詳しくお話を伺いました。 膠を生成するときの温度と加熱時間によって抽出が変わるとのこと。 面白い。 濁りがあるのはかなり長時間煮込んでいるかも🤔とのことでした。 そんな流れで三千本膠を煮詰めて、ゲル化する温度を下げる冬用膠の作り方を教わったので早速制作。 寒いと膠がすぐにゼリーになってしまうので、助かる膠。 乾きました! 大きめバッドに流してしまったので、ペラペラになってしまったのですが、砕いて使います。 膠作り疑似体験でした☺️ 今回の裏打ちから、出来合いの糊ではなく、生糊を炊いて糊を作ることにしました。 寝る前に糊を炊く、静かな時間。手間はかかるけれど、なんだか良い時間でした。 少し腐らせて、接着を弱らせてから使います。 裏漉し用に買った小さい網。ちょうどよかったです。 楽しみにしていた、ラピスアッシュと日本茜の絵の具 より素材と向き合う時間。 人にも、作品にも。素材にも。真摯でありたいと思っています。