同時進行で制作をしています。 ・巳年 ・お蚕様小作品「ちいさないのり」 ・オーダー作品 お守り猫さま お守り柴さまと赤さま 転写をして 骨描きをします。 シンプルを目指して見ていたのですが、やっぱりお花やヒラヒラやお水や富士山や いろんなモチーフをたくさん描くのが好きだなと。今回はいっぱいいっぱい描くことにしました。 真朱を塗ります。辰砂は不思議で、温めていくとより赤く輝きます。美しい。見事な色です。 こんな素晴らしい顔料を作ってくださる職人さんに感謝です。 藍色、緑青を。 古くからある日本の色を基本にして塗っていきました。 自分で作ったラピスの絵の具も使いました。不均等なので面白い色合いになりました。 ひたすら描き込みの日 着地が見えてきてほっと一安心。 額に入れて仕上がりを確認ー描き込みー確認を繰り返します。なんてかわいいの〜!なんて言いながら☺️ ニコニコ蚕さまもやってきてくれました。夏の思い出して手のひらに乗ってくれたあの子たちを思い出して思わず泣けてきました。 箔作業。 純金や青貝箔を貼りました。綺麗です。 12月10日(火)20:00~通販をいたします。 太陽と月をテーマにした通販をgraffyさくまさんと同時開催します。 ・お蚕様の小原画(眠の幼虫、朝日と共に羽化する蚕蛾) ・2025年お守り柴カレンダー ・巳年セット(ポストカード・ステッカー大小・しおり) ・ステッカーセット(柴くん・お守り柴・お蚕) 一緒に締め切りを作ることでモチベーションをアップさせる作戦です😆 楽しみにしていてくださると嬉しいです。
お蚕様記録3齢から5齢
お蚕様、すくすく育っております。 3齢から眠りについて、4齢になり、そこから急に大きくなり始めた気がします。 葉っぱがレースのよう。 数日前にまた眠りについて、昨日の夜から脱皮が始まりました。いよいよ最終齢に。 今年の夏は、お蚕様のために、冷房付けっ放しです。 背中が青い。美しい。 他の子の上で眠に入ってしまった子もいます。無事に2頭とも脱皮しました(^^) 成長の遅い子も負けじと桑の葉を食べています。 青いスケッチ。続けています。 たらし込みで葉っぱを描いてみたり。 10月にお誘いいただいた表参道での展示に飾りたいなと思います。
お蚕様記録②卵から2齢
お蚕様を卵から育ててみることにしました。 卵は長野の卵を販売されているところから購入しました。50粒。 卵が孵る日を指定するとその日に孵化予定の卵が速達郵便で届きました☺️ ちょうど展示が終わるタイミングの日に。 湿度と温度を保っていると・・・前日と当日に孵化しました! 一斉に孵化したので葉っぱをあげました。初の葉っぱをあげることを(掃き立て)というそうです。 最初は黄色っぽい卵は催青と言って青くなり、孵化します。 毛が生えた蟻のような姿から 蟻蚕とか毛児とか呼ばれるそうです。 もふもふかわいい。2、3ミリでとっても小さいのです。 孵化した後の卵の殻も透明で美しいです。 お蚕様は4回脱皮します。脱皮の前にまるで天へ祈るように体を上へ向けて手を合わせるようなポーズで1日ほど眠ります。 脱皮の後? 日々少しずつ大きくなっていくお蚕様たち。 掃き立てから10日目。1回目の脱皮を終えて、2齢になりました。 少し白っぽくなり1cmくらいの大きさになってきました(^^)お顔はまだ黒いです。 かわいい。 スケッチもしています。 また改めてお知らせしますが、主催する絵画教室の生徒さん作品展の後10月の中旬ごろに参加する展示でこちらのスケッチも展示する予定です😆 日々書き溜めていきたいと思います。
お蚕様記録①4齢から
6月。お蚕様を繍(ぬいと)さんから6頭(蚕は家畜のため1頭2頭と数えます)お譲りいただきまして、初めての養蚕をしました。 梅雨の時期で雨に濡れた葉っぱをあげてしまったのが原因か、脱皮に失敗したり水っぽいフンをして亡くなってしまい。。。 最後の一頭に。 なんとか繭になってくれました。 こんなに大変なんて。まさに命の糸。絹へ感じる感情が変わりました。 スケッチ。 7月には、糸くりを体験させていただきました。 水飴のような、光沢のある白い糸。 本当に美しく。このままでいいと感じました。 絵を描くなんて烏滸がましいとも。 日本画で使われる絵絹を作っている会社は今はもう1社だけらしいのです。 この美しい素材のために。何ができるのか。 考えています。